ゴールデンウィークの大型連休が明け、日常のペースを取り戻しつつあるこの時期。連休の疲れが出たり、季節の変わり目で体調を崩して医療機関を受診したりした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年齢を重ねるにつれ、医療費について考える機会は多くなり、将来の負担に対して不安を感じている方も少なくありません。
75歳以上で加入する「後期高齢者医療制度」は、所得によって医療費の窓口負担割合が決まります。
現役世代のうちから制度に対する理解を深め、計画的に老後の医療費を準備しておくことが大切です。
今回は、後期高齢者医療制度の医療費負担を決める所得の目安額や、新たに2割負担が設けられた理由を解説します。
高齢期に向けた医療費準備のポイントも解説しますので、ぜひ本記事を参考に老後の医療費についての理解を深めましょう。
1. 【後期高齢者医療制度】医療費の窓口負担を決める所得の目安は?
後期高齢者医療制度では、被保険者の所得によって医療費の窓口負担が1割〜3割になります。
窓口負担を決める所得の基準は以下の通りです。
所得が多くなるほど窓口負担割合が重くなります。
高齢期にまとまった額の年金を受け取る見込みがある方や、年金以外の収入が多い方は医療費負担が大きくなる可能性を頭に入れておきましょう。
著者
AFP/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1997年生まれ。大学を卒業後、大手証券会社を経てWebライターとして独立。金融・資産運用分野を中心に1000本以上の記事を執筆し、大手銀行系メディアでの実績も持つ。AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)などの資格を活かし、専門的な内容を初心者にも分かりやすく伝える記事制作を得意としている。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)