「景石で作った猫の彫刻」が、X上で話題になっています。
投稿したのは、猫専門の建設会社「ねこ大家」のXアカウント「@neko_fudosan」さんです。
当ポストは執筆時点で98万件を超えて表示されるなど大きな話題となっています。
記事の中では、猫の飼育費用についてもご紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 「デカい石をデカい猫にしたい」という要望
『要望「デカい石をデカい猫にしたい」←Before After→』そんなコメントとともに投稿されたのは、2枚の写真でした。
1枚目には、建物の前に置かれた大きな石が写っています。
建築の企画や施工を行う@neko_fudosanさんに話を聞くと「改築現場に元々あった景石を再利用して猫の彫刻を作ったら面白いのでは」と思い、彫刻家の「白井翔平」さんへ依頼。
白井翔平さんもユニークな依頼内容に共感し、制作に取りかかったそうです。
大きな景石で作った「猫」の彫刻は、どのように完成したのでしょうか。
2. 細部まで丁寧に表現された「猫」が完成
続く写真を見ると、大きな石は、たしかに「大きな猫」へと変身を遂げたことがわかります。
繊細な毛流れや、リラックス感がある目を閉じた表情など、猫さんの細かいところまで緻密に造られていることがうかがえますね。
彫刻家の白井翔平さんに制作の過程を尋ねると、「私の彫刻は、その石のなりたい形にしてあげるというつもりで彫っています。例えば、石のひび割れたところから鑿を入れて大きな形を削ぎ落としていき、出てきた形から次にどの様な形にするか、石と相談して決めていきます」と教えてくれました。
これまで小さい猫は幾つか作ってきたという白井翔平さんですが、今回ほど大きい猫を作ったのは初めてだったそう。「我ながら良い顔の猫になったのではと思います」と振り返ります。
その後の猫石については「タイトル『ねこになる』とし、@neko_fudosanさんの事務所の入り口に設置させていただきました」とのことです。
投稿には多数のいいねに加え、
- 「できるんですね!?」
- 「毛並みの表現すごい……」
- 「デカい守り神になりそう」
といった声がたくさん寄せられています。
こうした反響について彫刻を担当した白井翔平さんは、「普段あまりSNSを利用しないので、実感が湧きませんが、多くの方に注目頂いているという事は光栄な事でもありますし、作品も喜んでいると思います」と喜びを話してくれました。
要望「デカい石をデカい猫にしたい」
— ねこ大家|猫のための家づくり (@neko_fudosan) March 11, 2026
←Before After→ pic.twitter.com/L0Unb72hVz
3. 猫の飼育費用事情:2021年~2025年にかけて年々上昇
食事中の猫の様子4/7
Art_Volkusha/shutterstock.com
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます。
「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。※数値は毎月の支出額平均
3.1 猫に関する支出総額(※医療費等含)
治療中の猫5/7
Lukasz Pawel Szczepanski/shutterstock.com
- 2021年:9138円
- 2022年:9341円
- 2023年:1万171円
- 2024年:1万1004円
- 2025年:1万1865円
市販の猫主食用キャットフード
- 2021年:3504円
- 2022年:3709円
- 2023年:3748円
- 2024年:4203円
- 2025年:4517円
市販の猫おやつ用キャットフード
- 2021年:1481円
- 2022年:1851円
- 2023年:1885円
- 2024年:1913円
- 2025年:1957円
上記データを見ると、2021年から2025年の5年間で猫の飼育経費は毎年増加していることがわかります。
4. アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに
おもちゃで遊ぶ猫6/7
Boyloso/shutterstock.com
同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。
「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
- 1位 31.3%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
- 2位 26.1%:世話をするのにお金がかかるから
- 3位 22.4%:別れがつらいから
- 4位 20.9%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
- 5位 20.5%:死ぬとかわいそうだから
上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。
5. 猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?
部屋の中で過ごす猫7/7
Jannissimo/shutterstock.com
同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
- 1位 50.5%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
- 2位 26.2%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
- 3位 18.5%:愛情をかける対象が欲しいと思ったから
- 4位 16.4%:生活を充実させたいから
- 5位 15.6%:話し相手や遊び相手として欲しかったから
- 5位 15.6%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が50.5%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。
様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。
また、猫との暮らしを考える中で、かかるお金や注意すべき点はいくつかあります。
将来のお金について不安に感じる方もいるのではないでしょうか。最新データから現代の状況を把握して、正しい知識を身につけたいものです。
〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉
参考資料
- 一般社団法人ペットフード協会「令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査 猫 飼育・給餌実態と支出」
- 一般社団法人ペットフード協会「令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査 生体価格とペット飼育阻害要因詳細」
- @neko_fudosan
- ねこおおやコラム「新社屋にシンボル爆誕!猫の幸せをつくる私たちを、そっと見守ってくれる石像です。」
LIMO編集部