3. 実業で稼ぐ!コーエーテクモと異なる収益構造
動画の後半では、バンダイナムコの財務体質についても言及されました。
以前の動画で取り上げたゲーム会社「コーエーテクモホールディングス」は、本業でしっかり利益を出しつつ、さらに潤沢な資金を活用した『投資運用益』でも大きく稼ぐという特徴がありました。
インタビュワーから「バンダイナムコも同じように投資で稼いでいるのか?」という疑問が投げかけられると、泉田氏は決算短信の損益計算書を読み解きながら、両者の明確な違いを説明しました。
バンダイナムコも約5000億円という潤沢な現金や有価証券を持つ「キャッシュリッチ」な企業であり、実質的な無借金経営(ネットキャッシュ状態)を維持しています。
しかし、その利益の源泉はコーエーテクモとは全く異なります。
第3四半期累計の数字を見ると、本業の儲けを示す営業利益が約1573億円であるのに対し、投資有価証券の売却益はわずか11億円程度に過ぎません。
「投資有価証券の売却益はあるけども、インパクトとしてはすごく小さい。」
つまり、バンダイナムコは金融運用に頼るのではなく、あくまでエンターテインメントという「実業」でしっかりと稼ぎ出している、非常に健全なビジネスモデルを持った企業であると泉田氏は結論づけています。
