「老後の生活は、毎月いくらあれば安心して暮らせるのだろうか」
新緑が目に鮮やかな季節となりました。レジャーを楽しむ一方で、間近に迫った6月15日の年金支給日や、ご自身の将来のお金について気になっている方も多いかもしれません。次回の6月の支給日には、2026年度の新しい年金額改定が適用された4月・5月分の年金が支給されます。
まずは、総務省が公表している最新の「2025年家計調査」をもとに、単身世帯における「現実的に必要な金額」がいくらなのかを見ていきましょう。
65歳以上の単身無職世帯では、消費支出の月平均が14万8445円となっています。これに対し、税金などを差し引いた可処分所得は11万8465円であり、毎月およそ3万円(2万9980円)が不足する計算になります。
このデータから見えてくるのは、生活を守るための最低ラインが「月額15万円」であるということです。
では、公的年金だけでこの金額を受け取っている人は、実際にどのくらいいるのでしょうか。公的な資料を基に、現役世代が知っておくべき年金受給の現状を詳しく見ていきます。
