春の暖かな日差しを感じるようになると、庭先の植物たちもいっせいに芽吹き始めます。3月末から4月上旬は、本格的なガーデニングシーズンの幕開け。この春は、花とグリーンのコントラストが美しい「ホワイトガーデン」で、ワンランク上の洗練された空間を作ってみませんか。
白い花を基調としたガーデンは、本場イギリスでも古くから愛されているスタイルです。どんな色の植物とも調和しやすく、景観をすっきりと上品にまとめてくれる効果があります。
そこで今回は、庭の主役になる存在感たっぷりの多年草から、ナチュラルな雰囲気を添える一年草まで、センスが光るホワイトカラーの植物を、参考価格とともにご紹介します。
1. ホワイトガーデンを彩る!洗練された印象の多年草・一年草
白一色といっても、花の形や葉の質感によって表情は実に豊かです。ここでは、庭に立体感と奥行きをもたらしてくれる、表情豊かな多年草と一年草(オステオスペルマム、オルラヤ、ローダンセマム)をご紹介します。
それぞれの特徴を活かして、お気に入りのコーナーを作ってみてくださいね。
1.1 上品な存在感を放つ多年草「オステオスペルマム」
マーガレットに似た、パッと開いた可憐な花姿が魅力のオステオスペルマムは、春の庭を華やかに彩る多年草です。花芯がくっきりと青紫色などに色づくホワイトカラーの品種は、シンプルながらも凛とした存在感を放ちます。
花びらの先がキュッとすぼまった「スプーン咲き」など、個性的な品種を選ぶと、さらに洗練された庭のアクセントになるでしょう。春は日当たりの良い場所を好みますが、夏の高温多湿は苦手なため、季節に合わせて移動させやすい鉢植えで育てるのもおすすめです。
梅雨入り前に株を半分ほど「切り戻し」し、風通しを確保することが夏越しの秘訣です。また、冬の寒さには比較的強いですが、強い霜や-5℃以下の環境は苦手です。寒冷地では冬は鉢植えのまま軒下などへ移動させてあげると安心ですよ。
※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗)
1.2 レースのような繊細さが魅力の一年草「オルラヤ」
オルラヤ(オルレア)は、まるで純白のレース編みのような、細やかで美しい花を咲かせる植物です。本来は短命な多年草なのですが、日本では「一年草」として扱われています。
風にそよぐその姿は、イングリッシュガーデンのような自然でこなれた雰囲気を演出してくれます。
草丈がやや高めに育つため、花壇の後方や他の植物の隙間から顔をのぞかせるように植栽すると、立体感のある美しい景色を作ることができます。一年草扱いとはいえ、環境が合えばこぼれ種で翌春も可愛らしい姿を見せてくれますよ。
※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

