2. 500万円を個人向け国債で3年運用した場合の受取利息は?財務省データでシミュレーション

個人向け国債でどのように資産を運用するのか、具体的なイメージが湧きにくい方もいるかもしれません。

ここでは、財務省が提供するシミュレーション機能を使い、実際の運用例を確認してみましょう。

受取利子シミュレーション2/3

受取利子シミュレーション

出所:財務省「受取利子シミュレーション」

2.1 【シミュレーションの前提条件】

  • 商品:個人向け国債(固定3年)
  • 投資額:500万円

上記の条件で試算した場合、税引き前の受取利子の合計額は20万1000円です。

利子は半年に一度支払われ、毎回3万3500円を受け取る計算になります。

利回りは約1.34%となり、資産を大幅に増やすというよりは、着実に積み上げていくタイプの運用といえるでしょう。

また、個人向け国債は発行から1年経てば国が買い取ってくれる制度があります。

その際、中途換金調整額として直近2回分の利息相当額が差し引かれますが、元本自体が購入額を下回ることはありません。

このため、「資産を減らしたくない」という安定志向の方にとって、安心できる選択肢の一つです。

ただし、このシミュレーション結果は過去の発行条件に基づいたものであり、将来の受取額を保証するものではありません。

基準金利も変動する可能性があるため、最新の発行条件については、取り扱いのある金融機関などで必ず確認するようにしてください。

加えて、受け取る利子には約20%の税金が課されることも忘れてはいけません。

したがって、実際に手元に残る金額は、シミュレーションで示された額よりも少なくなる点にご注意ください。