現在の日本では、3組に1組のカップルが離婚をしていると言われています。その中には当然子供を連れて離婚をしたシングルマザー・シングルファーザーの方もいらっしゃいます。一生懸命毎日を過ごしている中で、新たな出会いがあり、もう一度家族を作ってみようかと考えることもあるのではないでしょうか?
子供を連れての再婚は慎重になる必要があります。最近ニュースをにぎわせている「連れ子への虐待」は、子連れ再婚を考える人にとって切実な現実になる可能性があるからです。「再婚なんてしなければ良かった…」と後悔しないために、3つのポイントについてチェックしてみてください。
①2人だけの問題ではない!周囲の理解をきちんと得よう
結婚は2人だけの問題ではありません。それが子連れ再婚であればなおさらです。結婚後の自分や子供の幸せを考えた時に、周囲の理解は必須になります。
きちんと挨拶をしているか?
相手の親や家族にきちんと挨拶をしましたか?
息子・娘の結婚相手は、親にとって非常に気になるものです。ましてや相手に子供がいるとなれば、理解を示してくれないことも考えられます。その状態で再婚に突っ走っても、嫌な思いをするのは「孫と認めてもらえない子供」であることを考えましょう。きちんと挨拶をして、状況を理解してもらうことはとても大切です。
子供と一緒に過ごす時間を作ったか?
恋人として自分達2人の時間はあるかもしれませんが、子供を交えて「家族」として過ごす時間は確保できていますか?2人だけで盛り上がって、いきなり「新しいお父さん(お母さん)だよ」と言われても、子供にしてみれば「え?」となります。赤ちゃんならまだ良いですが、小学生以上になればなおさらです。子供にもきちんと理解をしてもらえる努力と時間が必要です。
②子供の反応は?相手の子供に対する考え方は?
子連れ再婚の最も難しい点は、子供が相手を・相手が子供を受け入れてくれるのかというところです。
新しい父親や母親が来ることを喜んでいるか?
子供にとって新しいお父さん・お母さんができることをどのように感じているのかをきちんと話し合う必要があります。感情論で「何となく嫌だ」というケースもありますし、「お父さん・お母さんを取られてしまう」と考えることもあります。急に喜べというのは無理な話…時間をかけて様子を見守りましょう。
基本的に子供が好きかどうか?
相手が初婚の場合、いきなり父親(母親)になるわけです。頭ではわかっていても、いざ生活となった場合「こんなはずじゃなかった」ということにならないよう、相手が子供のことをどう思っているのか・基本的に子供が好きかどうかを見極めましょう。子供のことを邪険に扱ったり、2人だけの時間を最優先したいと考えたりしている場合は要注意です。