結婚は相手の家とも関係を保たなければいけません。子連れ再婚という状況を踏まえて、よく相手の家の状況を知りましょう。
祖父母はどういう人か?
子連れ再婚ということは、相手の親にとっていきなり孫ができるということです。本来祖父母は孫のことを無条件で可愛がってくれる存在ですが、ひょっとするとそうはいかない可能性もあります。自分の子供の子ではない存在をどのように考えるのか、聞きづらい内容ではありますが、探っておくことはとても重要です。
兄弟や子供の従兄弟にあたる存在はどうか?
相手に兄弟姉妹がいる場合は、婚姻状況を知っておくべきです。子供がいる場合は自分の子供の従兄弟になるので、祖父母の対応によっては子供がとても嫌な思いをすることになります。案外子供同士の方が上手くいくこともありますが、年齢や性別なども含めて事前に聞いておきたいものです。
まとめ
確認しておきたいこと…再婚前は正直「どうでもいいこと」に思えてしまいます。でも一度考えてみてください。何らかの事情で離婚を経験している以上、結婚生活というものがどのようなものなのかということは分かっているはずです。親の離婚・再婚に一番振り回されるのは子供です。苗字が変わる・生活の拠点が変わるなどの目に見える変化や、自分の本当の親に対する思いなど見えない葛藤もあります。
新しい生活に馴染めずに不登校や家出を繰り返したり、反発心から家庭内暴力に走ったりするケースが筆者の周囲でも起こっていました。みんなが幸せになるための再婚だったはずなのに「再婚なんてしなければ良かった」「子供のいる相手はやっぱり無理」と離婚に踏み切った人もいます。
子供をまず最優先で考え、これから起こるであろう問題に一緒に立ち向かってくれる相手なら大丈夫。自分も相手も子供も…一緒に幸せになりたいものですね。
加藤 理恵