桜の便りが聞かれ始め、春の訪れを感じる3月下旬となりました。
新年度を前に、ご自身のライフプランや将来のお金について考える方も多いのではないでしょうか。
総務省が公表した「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」によると、65歳以上の無職世帯では、毎月の生活費が赤字になるというデータが示されています。
夫婦世帯で約4万2000円、単身世帯では約3万円の赤字です。
仮に65歳から90歳までの25年間を老後とすると、この赤字を補うためには夫婦で約1260万円、単身で約900万円もの貯蓄が必要になる計算です。
「物価高はいつまで続くのか」「公的年金制度は本当に大丈夫なのか」といった将来への不安は尽きませんが、大切なのは現状を正しく把握し、具体的な対策をはじめることです。
この記事では、40~50歳代のおひとりさまの貯蓄事情を確認し、老後の不安を解消するために今からできることを解説します。
1. 40~50歳代「おひとりさま」の貯蓄額、平均と中央値はいくら?
はじめに、金融経済教育推進機構が公表している「2025年家計の金融行動に関する世論調査」を基に、単身世帯の貯蓄額の実態について確認していきましょう。
