・「週2で家事代行サービスを利用するようになったら、以前まで協力的だった夫が家事を手伝わなくなりました。『俺の出番はなくなった』という意識が芽生えてしまったようです」
・「家事を外注したら、夫が脱いだ服を放置したり、使った食器をそのままにしたりするように。余計にルーズになってしまいました」
・「宅配サービスや家事代行サービスに料理を用意してもらっていたところ、ストレスがどんどん溜まっていきました。私たちの場合、自分にあった味付けをできたてで食べる方が幸せだったのだと気付きました」
このような事態を防ぐためには、「なにを解決したいのか」を見つめ直すことが大切です。家事の負担さえ減ればいいのか、それよりも優先したい部分があるのか。まずは家事代行サービスなどを利用してみて、自分の気持ちを探ってみるのもいいでしょう。
子どもに外注する手段も
子どもがある程度大きくなったら、家事の一部を協力してもらう手もあります。最初に自分がすべき家事をリストアップし、どうしても苦手な家事を見つけ出しましょう。そのなかで子どもができそうな項目があれば、明確なルールを決めて依頼します。
たとえばゴミ捨ての場合、「1回ゴミを捨てると20円」「家中のゴミ集めからゴミ出しまで」など、報酬や業務内容について定めておきます。子どもたちが自主的に行動できるようになれば、家事の負担はかなり軽減されるでしょう。習慣化されると、「手伝いなさい」と怒る必要もなくなりますよ。
まとめ
自分自身が悩んでいるのは、家事の負担が大きすぎることなのか、夫が非協力的なことなのか。それによって、とるべき行動が変わってきます。
「家事は楽になったけれど、まだモヤモヤする」という場合は、一度夫婦で話し合ってみましょう。お互いの家事に対する考えや理想の分担比率を伝え、納得のいく生活スタイルを探してみてくださいね。
LIMO編集部