2. 高値掴みを避けるには?「ドル・コスト平均法」による積立投資が有効
金価格が右肩上がりの状況では、「今が天井かもしれない」「いや、まだ上がるかもしれない」と、いつ投資を始めるべきか迷う人も多いのではないでしょうか。そうしたタイミングの悩みを解決するのに役立つのが「ドル・コスト平均法」という考え方です。
現在の価格を見て一度にまとまった金額を投資するのは勇気がいるかもしれません。しかし、毎月決まった金額を買い続ける積立投資なら、価格が高いときには少しだけ、価格が安いときにはたくさん購入することになります。
この手法は、価格の上下を正確に予測しようとするのではなく、「価格は変動するもの」という前提に立ち、購入するタイミングをずらすアプローチです。
購入時期を分散させることで、長期的に見ると購入単価が平均化される効果が期待できます。そのため、一時的な価格の急落に対して過度に心配する必要がなくなります。時間を味方につけるこの方法は長期投資で特に効果を発揮しやすく、積立投資を成功させるには長期的な視点で取り組むことが重要です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】