3. 銀行預金に置いた場合の利息試算
一方で、銀行の普通預金に預け入れていた場合は、資産はどのように変化するでしょうか。
2026年時点の大手銀行水準を参考に、普通預金金利を年0.3%として試算します。預金利息は基本的に利息が元本に組み込まれていく(複利の形になる)ため、年ごとに元本が少しずつ増えます。
・1年目
元本:500万円
税引前利息:1万5000円(500万円×0.003)/ 税引後利息:1万1953円
1年目終了時資産:501万1953円
・2年目
元本:501万1953円
税引前利息:1万5035円 / 税引後利息:1万1982円
2年目終了時資産:502万3935円
※3年目・4年目も同様
・5年目
元本:504万7984円
税引前利息:1万5143円/ 税引後利息:1万2067円
5年目終了時資産:506万0051円
銀行預金の場合、5年間で増える金額は約6万円となります。
4. シミュレーション結果
銀行預金と個人向け国債とでシミュレーションを行った結果、利益の差として約25万円以上の差が生じました。 同じ500万円でも、お金の「置き場所」を変えるだけで5年間で約25万円もの差がつくのを見ると、現在の個人向け国債の魅力がはっきりとわかります。
銀行預金は固定金利型の国債と異なり、年によって金利の変動がありますが、それでも5年間で現在の国債の固定型金利の水準(1.58%)に辿り着き、これだけの利益を上回るのは難しいと考えられます。