お子様を有名大学に進学させるために、塾に通わせたい人もいるでしょう。しかし、なかには学習塾の授業料が高くて塾に通わせることが難しい場合もあります。

そこでおすすめしたいのが「学習アプリ」。学習アプリを活用して、学力を上げることも可能です。この記事では学習アプリの概要やメリットを紹介しつつ、アプリの一例を紹介します。

学習塾代の平均額とは?

文部科学省が発表した「子供の学習費調査(平成28年度)」によると、1年間で発生する学習塾代の平均額はご覧の通りになっています。

・ 公立小学校に通っている生徒→約56,864円
・ 私立小学校に通っている生徒→約221,534円
・ 公立中学校に通っている生徒→約202,498円
・ 私立中学校に通っている生徒→約143,694円
・ 公立高等学校に通っている生徒→約106,767円
・ 私立高等学校に通っている生徒→約171,462円

上記6つの区分の中で、1年間で発生する学習塾代の平均額が最も高い層は私立小学校に通っている生徒で約221,534円でした。なお、学年別で1年間で発生する学習塾代の平均額を比較すると、最も高かったのは(私立小学校に通う)6年生で43万1,565円にのぼるとのこと。

つまり、私立小学校に通っている6年生は月平均で3万5,000円を超える学習塾代が発生しているのです。

塾に通わせて有名大学に進学するための道筋を作りたいものの、費用の関係で学習塾に通わせるのが厳しい…。そのような時に活用できるのが学習アプリです。

学習アプリとはスマートフォンやタブレット、パソコンを使用して学習するアプリのことです。学習ドリルのようにひたすら問題を解くのみのアプリもあれば、オンライン上で授業の動画を視聴しながら学べるアプリもあります。

学習アプリのメリット

ここからは学習アプリを使って学習するメリットを見てみましょう(授業の動画をオンライン上で視聴しながら学べるアプリを想定してご紹介します)。

1.費用が安い

学習塾と比べて比較的費用は安いです。学習アプリのなかには、毎月1,000円以下で授業の動画を視聴できるサービスもあります。動画視聴とは別にテキスト代が発生する場合があるものの、学習塾へ通わせる時の費用と比べると安く利用できる可能性が高いです。

2.分からない箇所があれば繰り返し学習できる

動画形式の授業を視聴できるアプリであれば早戻しや早送りができるため、分からない箇所があれば何度も視聴できます。同じ授業の内容を何度も聞けるため、聞き漏らす心配もありません(ライブ配信を除く)。

3.場所・時間に問われない

学習アプリはスマートフォンやタブレットとインターネット回線があれば学習できます。つまり、塾へ通わなくても自宅や通学途中など、好きな場所・好きなタイミングで学習できるということです。スキマ時間を使って授業の動画を視聴したいお子様にもピッタリといえるでしょう。

学習アプリの種類を紹介