物価高が家計を圧迫する中、新しい支援策として「給付付き税額控除」が注目を集めています。現在、政府は導入に向け「国民会議」を設置して議論を進めています。本記事では、この仕組みの概要や従来の税制との違い、給付イメージを解説します。
1. そもそも「給付付き税額控除」とは?従来の支援との決定的な違い
「給付付き税額控除」は、「税額控除」と「現金給付」を組み合わせた制度です。これまでの支援策の中には、所得税の負担額が少ない世帯や、所得が一定の基準以下の世帯の場合、減税の枠を使い切れず、その恩恵を十分に受けられないという課題もありました。
本制度は、税金から一定額を差し引き、引ききれずに余った分を「現金」で給付するため、支援が必要な人へ確実にサポートを届けられます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)