2026年度(令和8年度)のスタートを控え、家計に直結する公的年金の改定内容が気になる方も多いのではないでしょうか。

なかでも所得が一定基準以下の世帯を支える年金生活者支援給付金は、2026年度から支給額の引き上げが決定しています。

本記事では、厚生労働省が公表した最新データをもとに、老齢、障害、遺族の各給付金における月額5620円を基準とした改定後の金額や、対象となる所得制限の基準について解説します。あわせて、受給のために欠かせない請求手続きの流れや、偶数月に振り込まれる支給日などの基本情報についても整理してお伝えします。

1. 2026年度「年金生活者支援給付金」給付基準額は「月額5620円」に増額!

「年金生活者支援給付金」は、公的年金等の収入金額やその他の所得が一定基準に満たない場合に受け取れる給付金です。

老齢年金、障害年金、遺族年金のそれぞれの年金に給付金が設けられており、2カ月に一度、公的年金に上乗せして支給されます。また、給付額は公的年金と同様に、年度ごとに見直しがおこなわれます。

1.1 年金生活者支援給付金「2026年度の給付額」

年金生活者支援給付金の支給金額1/6

年金生活者支援給付金の支給金額

出所:厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」をもとにLIMO編集部作成

2026年度の「年金生活者支援給付金」の給付額は、前年度より+3.2%引き上げが決定しており、6月支給分の「4・5月分給付金」から増額率が適用されます。

各給付金の2026年度月額は以下の通りです。

  • 老齢年金生活者支援給付金(月額):5620円(※基準額)
  • 障害年金生活者支援給付金(月額):1級7025円・2級5620円
  • 遺族年金生活者支援給付金(月額):5620円

なお、老齢年金生活者支援給付金については、上記を基準額として、保険料納付済期間などをもとに実際の給付金額が計算されます。