4. まとめにかえて
今回は、新NISAの広がりと家計の実態について解説しました。
NISA口座は急速に増えていますが、家計調査では平均で月18万円以上の黒字があり、投資が家計を圧迫している家庭は必ずしも多くないことが分かります。むしろ若年層の家計負担を増やしているのは投資ではなく、物価上昇による生活コストの増加です。また、老後資金2000万円を目標にする場合でも、NISAを活用した積立投資は月々の負担を軽減できる可能性があります。
まずは家計の収支を整理し、「生活費」「貯蓄」「投資」のバランスを見える化することが大切です。無理のない範囲で積立投資を取り入れ、自分に合った長期的な資産形成プランを考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 金融庁「NISAの利用状況(速報値)」
- 金融庁「つみたてシミュレーター」
- 総務省「家計調査報告〔家計収支編〕 2025年(令和7年)平均結果の概要」
- J-FLEC(金融経済教育推進機構)「J-FLECについて」
村岸 理美