2024年に開始した新NISA制度をきっかけに、資産運用を始める人が急増しています。

その中で、積立投資の投資先として圧倒的な人気を集めているのが「S&P500」と「オルカン」という2つの投資信託です。代表銘柄である「eMAXIS Slim米国株式」と「eMAXIS Slim 全世界株式」は、ともに資産総額が10兆円を突破し、積立投資を検討したことがある人であれば必ず知っている銘柄と言えるでしょう。

圧倒的な人気と実績を持つこれら2つの銘柄を知ると、両方に投資することで「効率よく利益を得られるのでは?」「さらに安全性が高まるはず」と考えてしまいがちです。しかし、結論から言うと、この2つの銘柄の「両方持ち」は、多くの場合あまり意味がない、もしくは望ましくないと言えます。

本記事では、なぜ両方持ちが推奨されないのか、新NISAにおいて米国株に偏るリスクと、どのような場合なら両方持ちが「アリ」になるのか、その判断基準を詳しく解説します。