5. 遺族厚生年金と遺族基礎年金、家族状況などで受給が変わる
会社員や公務員の人が亡くなった場合、要件を満たす遺族に対して遺族厚生年金が支給されます。ただし、遺族の年齢や子どもの有無、年金制度の加入状況などによって受給額は大きく異なります。
また、受給する遺族年金の種類や加算などは年とともに変化します。たとえば、夫が死亡時に子どものある妻が65歳になるまで、受給する年金は次の通り変化する可能性があります。
- 子どもがいる時:遺族基礎年金+遺族厚生年金
- 子どもの高校卒業後:遺族厚生年金+中高齢寡婦加算
- 65歳以降:老齢基礎年金+老齢厚生年金+遺族厚生年金(+経過的寡婦加算)
2025年度に年金制度改正法が成立し、遺族年金の仕組みは大きく変わる予定です。まずは、現在の仕組みを理解したうえで、今後の動向に注視していきましょう。
参考資料
- 日本年金機構「遺族基礎年金(受給要件・対象者・年金額)」
- 日本年金機構「遺族厚生年金(受給要件・対象者・年金額)」
- 日本年金機構「中高齢寡婦加算」
- 日本年金機構「経過的寡婦加算」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
西岡 秀泰