3. 成長のドライバーは「海外市場」
では、なぜここまで業績が伸びているのでしょうか。泉田氏は「JTを分析する際は、海外がどう伸びるかを分析しなければならない」と強調しています。
動画内で紹介された国別の販売数量を見ると、日本の年間販売総数量は615億本(うち紙タバコ501億本、電子タバコなどのRRPが114億本)です。
しかし、海外に目を向けると、ロシアの販売数量は816億本、さらにトルコは501億本(前年比25.8%増)となっており、日本市場を上回る、あるいは匹敵する規模で海外市場が成長しています。
さらにJTでは、世界を「アジア」「ウエスタンヨーロッパ」「EMA(東欧、中近東、アフリカなど)」の3つの地域(クラスター)に分けていますが、売上収益も営業利益も、ロシアやトルコを含む「EMA」が全体のほぼ半分を占めています。
泉田氏が語るように、JTは「日本のタバコ会社」という枠を超え、グローバル企業として海外で稼ぐ構造が完成しているのです。
業績好調の要因として、これら海外市場における「プライシング効果(値上げ)」と、「RRP(電子タバコ等)」の売上増加が大きく寄与していると解説されています。
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