3.2 ねんきん定期便で確認する
毎年誕生月に日本年金機構から郵送される「ねんきん定期便」でも、年金の加入記録と見込み額を確認できます。
35歳・45歳・59歳の節目の年齢には封書で届き、それ以外の年ははがきでの送付となります。
封書の年には、これまでの全加入期間の記録が記載されるため、内容をより詳しく確認できます。
手元に届いたら、加入記録に漏れや誤りがないかを確認しておくことも大切です。
記録に心当たりのない空白期間がある場合は、日本年金機構に問い合わせましょう。
4. まとめ
2026年度の年金額は国民年金が1.9%、厚生年金が2.0%の増額となりましたが、物価上昇率3.2%には届いていません。
マクロ経済スライドによる調整の結果、額面上は増えても実質的な受給水準は低下している状況です。
「年金が増えた」という事実だけで安心するのではなく、物価や生活費の変動とあわせて老後の収支を継続的に見直す姿勢が大切です。
公的年金はあくまで老後収入の土台であり、不足分をどう補うかを早めに考えておくことが、長期的な生活設計を考える上では重要になります。
まずは「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」で自分の見込み額を確認するところから始めてみましょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通しー令和6(2024)年財政検証結果 ー」
- 日本年金機構「ねんきんネット」
- 日本年金機構「「ねんきん定期便」の様式(サンプル)と見方ガイド(令和7年度送付分)」
加藤 聖人
