4. 老後も働きすぎるのは「損」なのか?

最後に、老後も厚生年金に加入したまま働くことのメリットを見ていきましょう。

本記事で紹介した在職老齢年金制度は、厚生年金に加入して就労している人を対象とした仕組みであり、加入していない場合は年金が減額されることはありません。

一方、厚生年金に加入しながら働き続けると、「将来の年金受給額を増やせる」というメリットがあります。

これは「在職定時改定」と呼ばれ、65歳以降に納めた保険料が反映され、毎年10月に年金額が見直される仕組みです。

年金を受け取りながら働く場合、在職中は年1回、この改定により受給額が上乗せされる点は大きな利点といえるでしょう。

今後、在職老齢年金制度の見直しが進めば、収入を確保しつつ年金を増やすことも見込まれます。

老後の就労を考える際には、どのような条件で働くかを改めて検討することが重要です。