1. 投資初心者が戸惑いやすい「進捗率の低さ」の背景

番組冒頭で泉田氏が指摘したのは、2024年12月に上場したばかりで市場の注目を集めるキオクシアホールディングスの決算数値が持つ「表面的な見え方」です。

同社が発表した2026年3月期第3四半期累計(4月〜12月)の営業利益は2735億円となっており、前年同期比で34.0%の大幅な減益を記録しています。

さらに動画内で泉田氏が強調したのが、会社が掲げる通期の経常利益(税引前利益)予想6317億円に対し、第3四半期時点での実績が2057億円にとどまっているという事実です。

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キオクシアの決算書を解説する泉田氏

出所:各資料をもとにイズミダイズム作成

この数字を計算すると、目標に対する進捗率はわずか32.6%となります。一般的な企業であれば、1年間の4分の3(第3四半期)が終わった時点で進捗率が75%前後に達しているのが理想です。

そのため、泉田氏はこの数字を見た多くの投資家が「計画に全く届いていない」「業績の下方修正が来るのではないか」と焦りを感じるはずだと、動画内で解説しています。

【動画で解説】キオクシア、進捗率わずか32%で目標株価引き上げ続出の謎