本当に申し訳なく、ありがたく思っていますが、そのことにはまったく触れず『○○ちゃんは今日こんなことができましたよ! あれが楽しそうでしたよ!』といいことばかり報告してくれました」(20代/2歳児のママ)

保育園の保育士さんは「先生」でありながら上から目線でなく、同じ視線で寄り添ってくれるのもママにとっては感謝、感謝なのです。

「連絡帳にちょっとした家庭での一コマを書くと、とっても面白い!と喜んでくれて、先生も園での”おもしろエピソード”を書いてくれます。子供って発想・発言・行動、本当に面白いですよね。子供の成長を一緒に楽しみ、喜んでくれる先生で本当によかったです」(20代/3歳のママ)

「私がちょっと風邪を引いていると『大丈夫ですか?』と何人もの先生が声をかけてくれます。他では一切いたわられないので(涙)びっくりするくらいありがたいです」(30代/2歳児のママ)

子供の様子だけでなく、保護者の様子まで気を遣ってくださるなんて、本当に頭が下がります。

その一言に愛情を感じます

「私が子供の困ったことを相談すると、笑顔でそっと『かわいい』と言ってくれるんです。親としては困った問題だと捉えていたことも、先生の『かわいい』を聞くと、あー、そうはいってもまだ3歳だった、と心に余裕がでてきます」(40代/3歳児のママ)

親って子供が他人に迷惑をかけていないかものすごく気になりますよね。特に保育士さんを困らせていないかと気が気ではありません。『かわいい』なんて言ってもらえると、いつもすみませんーと思いつつ、ちょっとほっとするのです。

お礼もできずに去ってしまうことも

「子供がとてもお世話になった保育士さんが3月に退職されてしまいました。その報告も退職直前で、また連絡先もわからないので本当に残念です。せめて一言だけでもお礼を言いたかった。先生のおかげで育児を乗り越えられたのに。本当にありがとうございました!」(40代/4歳児のママ)

小学校や中学校の先生は突然いなくなることはあまりなくて、お別れの会などがあったのを覚えています。ただ、たとえお別れやお礼を言えなかったとしても、保育士さんにいただいた愛情、さまざまな経験は子供の成長の基礎となることでしょう。保育士さんは「先生」として、どんな学校の先生にも劣らない存在です。

保育士さんがもっともっと、笑顔で働ける社会になりますように!

シマダマキ