2. 年金受給額に男女差が生じているのはなぜ?
先ほどご紹介したモデルケースでは、男女で受給額に差がありました。
女性の方が受給額が少ない傾向にある理由は主に以下の2点です。
- 出産・育児などで就業期間が短くなるため
- 女性の方が平均の賃金が低いため
国民年金は納付月数によって受給額が決まるため、満額なら男女差は生じません。
しかし厚生年金は「加入期間」と「報酬」によって受給額が決まるため、男女で差が生まれる仕組みとなっているのです。
女性は男性に比べ、出産や育児による離職などで厚生年金への加入期間が短くなりやすいです。
さらに時短勤務や非正規雇用などを選択する女性も少なくないため、平均的な賃金が男性と比べて低くなっています。
こうした理由により、女性の方が平均的な受給額が低くなっているのです。
裏を返せば、平均的な男性と同程度の期間にわたって厚生年金に加入し、同程度の収入を得ていれば、同じくらいの年金を得られる仕組みになっています。
年金受給額への影響やご自身のライフプランを総合的に踏まえて、キャリアを選択していくことが大切です。
