4. 年金受給額の平均はいくら?
最後に、年金の平均受給額を見ていきます。厚生年金(基礎年金含む)の月あたりの平均受給額は、以下のとおりです。
- 〈全体〉平均年金月額:15万289円
- 〈男性〉平均年金月額:16万9967円
- 〈女性〉平均年金月額:11万1413円
厚生労働省の調査によると厚生年金の平均受給額(老齢厚生年金+老齢基礎年金)は月額15万円台(※1)ですが、このうち在職老齢年金の判定対象となるのは、2階部分の「老齢厚生年金」のみです。
仮に厚生年金の部分が月額9万円程度だとすると、現行の基準(51万円)であれば、月々の給与と賞与(1/12)の合計が42万円を超えない限り、年金は1円もカットされません。
さらに2026年4月からは基準額が65万円に引き上げられるため、同様のケースでは月収56万円程度まで年金を全額受け取れるようになります。
65歳以上でこれほどの高収入を得られる人は決して多くないため、一般的な収入であれば在職老齢年金による支給停止を過度に恐れる必要はないでしょう。
