2. 【株価を押し上げた最大の要因】2026年の「V字回復予想」と「コンセンサス超え」

さらに株価を押し上げた最大の要因として、泉田氏は「今期(2026年12月期)の強い業績予想」を挙げています。

会社側は2026年の売上高を9900億円(前年比2.1%増)、営業利益を590億円の黒字、当期純利益を420億円の黒字へと一気に回復させる「ターンアラウンド(事業再生)」の予想を発表しました。

ここで泉田氏が投資初心者にチェックしてほしいと強調するのが、「コンセンサス(プロのアナリストたちの予測平均値)」との比較です。

動画内では、アナリストの経常利益(IFRSにおける税引前利益)のコンセンサス予想が544億円であったのに対し、会社が600億円という強気の数字を出してきた点に注目します。

プロの予測という「期待値」を会社予想が超えてきたことが、株価が大きく跳ねる背景になっていると解説しています。

資生堂の決算短信を解説する泉田氏2/5

資生堂の決算短信を解説する泉田氏

出所:各資料をもとにイズミダイズム作成