妻たちを悩ませるのは、どうやら小姑だけではないようです。たとえ悪気はない行為でも、相手にとっては「ありがた迷惑」になっていることも。その相手は、姑や夫、さらにはママ友などさまざま。一体どのような迷惑を感じているのでしょうか。
・「遠い義実家から、お菓子や食材が頻繁に送られてきます。しかも、どれも賞味期限ギリギリで好みが合わないものばかり。おかげで、毎回食べきるのに苦労しています。『これはわが家では食べないので』と断っても聞き入れてくれません」
・「ママ友に誘われたワークショップに参加して『すごく楽しかった!』と伝えたら、次から次へとお誘いが来るようになりました。しかも、『申し込んでおいたからね』と後から言ってくるんです。断るのも億劫だし、せめて先に確認してほしいです」
・「夫が料理に目覚めたのはいいのですが、食費が高くなったうえに後片付けをするのは私…。こんなことなら、いっそのこと料理なんてしないでほしいです」
日本の夫婦に不足しているもの
リンナイ㈱は、日本・韓国・アメリカ・ドイツ・デンマークの5か国で30~49歳の夫婦共働きの男女500人(各国100人)を対象に調査を実施しました。その結果、日本は他国より「夫婦2人の時間」が圧倒的に不足しているようです。
【平日の1日あたりの夫婦の時間】
1位:デンマーク・・・3.19時間
2位:ドイツ・・・・・2.55時間
3位:アメリカ・・・・2.45時間
4位:韓国・・・・・・1.5時間
5位:日本・・・・・・1.31時間
ご覧のように、日本は1位のデンマークの半分以下という数字に。妻の人間関係の悩みを夫に聞いてもらう時間がない、という家庭も少なくなさそうです。
まとめ
夫婦の時間が少ないと、お互いの悩みや状況を把握する機会が少なくなってしまいます。とくに姑や小姑など夫側の身内に関する話は、夫に聞いてほしいと感じることもあるでしょう。夫婦で支え合っていくためにも、ゆっくり会話する時間を確保しておきたいですね。
【参考】
「世界5カ国の『共働き』に関する意識調査」リンナイ㈱
LIMO編集部