4. シニア世代は申請が必要な公的給付制度の確認を
60代は、これまで積み重ねてきた働き方や家計管理の成果が見えてくる一方で、「この先どう暮らすか」を具体的に考える時期でもあります。
年金額そのものに目が向きがちですが、実際には上乗せ給付や雇用保険の制度など、活用できる仕組みがいくつも用意されています。
在職老齢年金の見直しによって、収入と年金を両立しやすい環境が整いつつある今、選択肢は以前より広がっています。
ただし、制度は自動的に最大限活用されるわけではありません。申請が必要なものや、条件を満たしていても気づきにくい給付もあります。
「年金だけで足りるか」「どのくらい働くか」と悩む前に、まずは使える制度を一度整理してみましょう。
収入を増やすことだけが解決策ではなく、支援制度を組み合わせることも一つの方法です。無理のない働き方と安心できる生活設計を考えるために、自分に当てはまる制度がないか確認してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省「離職されたみなさまへ」
- 厚生労働省「Q&A~高年齢雇用継続給付~」
- 厚生労働省「「高年齢雇用継続基本給付金」 「高年齢再就職給付金」」
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度について」
- 厚生労働省「令和7年4月1日から高年齢雇用継続給付の支給率を変更します」
- 厚生労働省「雇用保険受給資格者のみなさまへ 再就職手当のご案内」
- 日本年金機構「加給年金額と振替加算」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします~年金額は前年度から 1.9%の引上げです~」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
加藤 聖人