「洗濯物を畳んでほしい」「食器を洗ってほしい」など、具体的に指示を出しているのに、パパの家事に不満があるというママはいませんか?

確かにパパは指示したことはきちんとこなしてくれますが、畳んだ洗濯物をタンスにしまったり、洗った食器を拭いて食器棚に入れたりという細かいところまでは、この指示ではしてくれません。だって「そこまで指示されていない」から。

そこでおすすめなのが、お願いしたい家事の手順書を作ること。「食器を洗ってほしい」なら、

1・食卓の食器をシンクに運ぶ

2.食器を洗う

3.ふきんで洗った食器を拭く

4.食器棚に食器を片付ける

5.ふきんを絞ってシンク周りの水気を拭く

といった具合です。最初は面倒に感じるかもしれませんが、一度作ってしまえば、口で何度も説明する手間もなく楽ちんですよ。

パパに家事の成果を伝えるとより効果的

手順書で指示を出したら、パパがこの家事をしてくれるとどんなメリットがあるのかを伝えると効果的。先ほどの食器洗いなら、「パパが食器洗いをしている間に子どもたちの寝かしつけができる。子どもたちが寝たらパパと晩酌ができるよ」といった具合です。目に見える成果を知ることができれば、パパのやる気もアップしますよ。

感謝の言葉とご褒美でパパのやる気を継続

パパが指示通りに家事をこなしてくれたら、感謝の言葉を伝えましょう。そうすることで、パパが自分の家事が家族の役に立っていると実感できます。慣れてくれば、「こんな風に工夫してみようかな」とか「ついでに〇〇もやってみようかな」と、どんどん家事へ参加してくれるかもしれません。

とはいえ、言葉ばかりだと少しマンネリになってしまうこともあるので、「これだけやってくれたら今日は外食しよう」「〇分で終わらせてくれたら趣味の釣りにでかけていいよ」など、たまには具体的なご褒美を用意するのもいいですね。

忙しいパパもできる!簡単家事

朝のゴミ出し

ゴミ出しなら出勤のついでにできるので、忙しいパパでも比較的簡単に参加できる家事です。この時のポイントは、「ゴミ出し」だけではなく、ゴミの日の把握やおうちのゴミを集めることもパパにお願いすること。ゴミ箱の汚れまで掃除してくれるようになればパーフェクトですね。

洗濯機をまわす

共働きのお宅では、夜に洗濯をする人もいますよね。洗濯機に洗濯物を入れてまわすのも、お風呂上りなどに簡単にできる家事のひとつ。その際、服を裏返したりくしゃくしゃの靴下を伸ばしたりしてから洗濯機に入れることもきちんと指示しましょう。ちょっと面倒に感じれば、自分が脱ぐ時から気を付けてくれるようになるはずです。

日用品の詰め替え

家事の時間としては短いですが意外と億劫なのが、シャンプーや洗剤、トイレットペーパーの補充といった日用品の詰め替え作業。もう限界なのに誰も詰め替えてくれなくてイライラしていたママも多いのでは?

「取り換えラインを下回ったら詰め替え」「会社帰りに詰め替えボトルを一本買ってくる」などパパにもお願いしてみましょう。

休日の夕飯づくり

お休みの日の夕飯づくりは億劫ですが、外食するとお金もかかるし…。パパがお料理好きならぜひお願いしちゃいましょう。この時気を付けたいのが予算。男の料理は材料費がかかりすぎる!とならないように、予算内で材料を揃えてもらいましょう。予算が余ったらパパのおこづかいにするとゲーム性もあって楽しいかも。後片付けも、もちろんパパに任せましょう。

パパを家事メンにして家族の時間を作ろう!

いかがですか?パパにも家事に参加してもらうコツと簡単な家事をご紹介しました。明確な指示とご褒美があれば、パパだって家事を楽しくこなせるようになります。パパが家事メンに変身すれば、家族の時間がもっと増えて絆が深まること間違いなしですよ。ぜひ、パパができそうなことから始めてみてくださいね。

フェミエール