3. 「オルカン一択は危険」は本当か?
全世界の株式へ投資でき、手数料が低いオルカンですが、なぜ「一択は危険」という声があるのでしょうか。
3.1 1. アメリカへの依存度が高い
オルカンは全世界の株式に投資しますが、その構成比の約6割はアメリカとなっています。そのため、分散投資はできているもののアメリカの経済情勢や株価動向に大きく影響を受けます。
また、自身の資産形成のポートフォリオを考える場合、オルカンの投資先でアメリカが占める割合が多いことを把握していないと、他の投資によってはアメリカへの投資比率が高くなる場合も考えられます。事前に国別の投資先は把握し、自身のポートフォリオを考えるといいでしょう。
3.2 2. 投資対象が「株式」でリスクは高い
投資信託には債券や不動産(REIT)、株式など様々な資産に投資するものがありますが、オルカンの投資対象は株式です。株式は他にに比べて価格変動リスクが大きく、ハイリスク・ハイリターンな性質を持っています。
3.3 3. 「とりあえずオルカン」にリスクも
オルカンはメディアやSNSで取り上げられることもあります。それゆえ、「投資はよくわからないけれど、とりあえずオルカンにすればいい」という考えで投資することには注意が必要です。
投資には必ずリスクがありますし、自己責任で行うものです。とりあえずオルカンにしたものの、株価下落時の対応を考えておかないと、想像以上に価格が下がり、長期間運用しようと思っていたのに慌てて売却してしまったという場合もあるでしょう。
投資する国や商品は何か、どれくらいのリスクがあるか、価格が下がったときにどうするか、どのタイミングで売却するか…などはきちんと確認して、ご自身で考えた上で運用は決めましょう。
4. 投資対象を確認してリスク許容度に合った投資を
オルカンは全世界株式に投資ができ、信託報酬が低いですが、株式なのでハイリスク・ハイリターンであり、アメリカへの投資比率が高めです。
「オルカン一択は危険」という声もありますが、実際には自身がきちんと投資内容を確認した上で、自身のリスク許容度の範囲で運用を考えることが大切です。また自身のポートフォリオもきちんと確認をしたり、売るタイミングについても買う前から考えたりするようにしましょう。
参考資料
宮野 茉莉子
