1.2 アッツザクラ

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鮮やかな濃いピンクのアッツザクラの花

John R Martin/shutterstock.com

アッツザクラは、星のような形をした小ぶりのピンク色の花が魅力的な、球根を持つ多年草です。草丈はコンパクトで、鉢植えや小さなお庭、花壇の縁どりなどにも取り入れやすい可憐な存在です。

冬になると地上部は枯れて休眠しますが、土の中の球根は生きています。春になると再び芽吹いてくれるため、葉がなくなっても心配はいりません。

育てるうえで大切なのは「水はけのよさ」。過湿を嫌うため、水はけのよい土に植え、鉢植えの場合も水が溜まらないよう注意しましょう。日当たりと風通しのよい場所で管理すると、より健やかに育ちます。休眠期も土を極端に乾かしすぎないよう、ときどき様子を見てあげると安心です。

毎年春にやさしいピンク色の花を咲かせてくれるアッツザクラ。少し気にかけてあげるだけで、長く楽しめる植物です。

※参考価格:400円~800円程度(3号ポット苗)

1.3 クリーピングタイム

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クリーピングタイム

Yakov Oskanov/shutterstock.com

爽やかな香りが魅力のクリーピングタイムは、春から初夏にかけて、小さな手まりのようなピンク色の花をたくさん咲かせるグラウンドカバー向きのハーブです。

地面をやさしく覆うように広がり、お庭のアクセントとしてはもちろん、雑草対策として取り入れられることもあります。

日当たりと水はけのよい場所を好み、比較的丈夫で育てやすい植物ですが、日本の高温多湿な夏はやや苦手です。

梅雨入り前に全体を半分ほど目安に切り戻して風通しを良くしておくと、蒸れ予防になり、株を健やかに保ちやすくなります。

なお、よく広がる性質があるため、植える際はスペースに余裕を持たせると安心です。

※参考価格:300円~500円程度(3号ポット苗)

2. 春ガーデンをキュートに彩るピンクの花たち。お気に入りは見つかりましたか?

今回は、毎年春に美しいピンクの花を咲かせてくれる多年草を3種類ご紹介しました。お気に入りのお花は見つかりましたか?

どの植物も「植えっぱなし」で手軽に育てられますが、それぞれの個性に合わせた「ちょっとしたお手入れ(愛情)」を注いであげることで、さらに長くお庭を彩ってくれます。

春のガーデニング計画に、小ぶりでキュートな植物たちを取り入れてみてはいかがでしょうか。お庭の環境に合ったお花を選んで、手軽に花のある暮らしを始めてみてくださいね。