忙しい毎日でも、春風に揺れるピンクのお花たちがお庭にあると心がパッと華やぎますよね。
「毎年植え替える時間がない…」という方には、季節が巡るたびに可愛い花を咲かせてくれる「多年草」がおすすめです。お庭の環境に合わせてほんの少しお世話をしてあげるだけで、無理なくガーデニングを楽しめますよ。
今回は、春のお庭を優しいピンク色に染めてくれる、長く付き合えるお花を3種類、参考価格とともにご紹介します。
1. 【植えっぱなしOKで手間いらず】小ぶりのピンクが可愛い多年草3選
1.1 シバザクラ
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シバザクラは、地面を這うように広がりながら生長し、春には桜を思わせる可憐なピンク色の花を一面に咲かせる多年草です。まるで花のじゅうたんのような景色を楽しめることから、グラウンドカバーとしても人気があります。
日当たりと水はけのよい場所を好み、乾燥にも比較的強いため、いったんしっかり根付けば水やりの回数は少なめで育てられます。
ただし、梅雨時などの蒸れにはやや注意が必要です。花が終わったあとに全体を軽く刈り込み、風通しを良くしておくと、株が蒸れにくくなり、翌年も美しい花を咲かせやすくなります。
環境に合った場所で育てれば、毎年春のお庭をやさしいピンク色に彩ってくれる頼もしい存在です。
※参考価格:200円~400円程度(3号ポット苗)
1.2 アッツザクラ
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John R Martin/shutterstock.com
アッツザクラは、星のような形をした小ぶりのピンク色の花が魅力的な、球根を持つ多年草です。草丈はコンパクトで、鉢植えや小さなお庭、花壇の縁どりなどにも取り入れやすい可憐な存在です。
冬になると地上部は枯れて休眠しますが、土の中の球根は生きています。春になると再び芽吹いてくれるため、葉がなくなっても心配はいりません。
育てるうえで大切なのは「水はけのよさ」。過湿を嫌うため、水はけのよい土に植え、鉢植えの場合も水が溜まらないよう注意しましょう。日当たりと風通しのよい場所で管理すると、より健やかに育ちます。休眠期も土を極端に乾かしすぎないよう、ときどき様子を見てあげると安心です。
毎年春にやさしいピンク色の花を咲かせてくれるアッツザクラ。少し気にかけてあげるだけで、長く楽しめる植物です。
※参考価格:400円~800円程度(3号ポット苗)
1.3 クリーピングタイム
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Yakov Oskanov/shutterstock.com
爽やかな香りが魅力のクリーピングタイムは、春から初夏にかけて、小さな手まりのようなピンク色の花をたくさん咲かせるグラウンドカバー向きのハーブです。
地面をやさしく覆うように広がり、お庭のアクセントとしてはもちろん、雑草対策として取り入れられることもあります。
日当たりと水はけのよい場所を好み、比較的丈夫で育てやすい植物ですが、日本の高温多湿な夏はやや苦手です。
梅雨入り前に全体を半分ほど目安に切り戻して風通しを良くしておくと、蒸れ予防になり、株を健やかに保ちやすくなります。
なお、よく広がる性質があるため、植える際はスペースに余裕を持たせると安心です。
※参考価格:300円~500円程度(3号ポット苗)
2. 春ガーデンをキュートに彩るピンクの花たち。お気に入りは見つかりましたか?
今回は、毎年春に美しいピンクの花を咲かせてくれる多年草を3種類ご紹介しました。お気に入りのお花は見つかりましたか?
どの植物も「植えっぱなし」で手軽に育てられますが、それぞれの個性に合わせた「ちょっとしたお手入れ(愛情)」を注いであげることで、さらに長くお庭を彩ってくれます。
春のガーデニング計画に、小ぶりでキュートな植物たちを取り入れてみてはいかがでしょうか。お庭の環境に合ったお花を選んで、手軽に花のある暮らしを始めてみてくださいね。
3. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?4/4
出所:LIMO編集部作成
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※分類には諸説あります。
※園芸品種では常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。
LIMOガーデニング部