2. 積立投資のポイント

積立投資は、上手に習慣化することにより、長期間でお金を育てるための仕組み作りが可能になります。ポイントを押さえて活用することで一般的な銀行預金よりも大きく資産を育てることができるのです。

2.1 毎月一定額の投資を行う

積立投資の重要なポイントの1つが、毎月一定額の投資を行うことです。価格(基準価額)の上がり下がりに関わらず毎月の投資額を固定することで、安い時には多く購入し、高い時には少なめに購入することになるため、全体としての購入単価を平準化することができるのです。

家計に無理のない範囲で金額を設定し、自動引き落としなどで淡々と積み立てることで、感情による失敗を防ぎやすくなります。

ドルコスト平均法のメリット4/5

ドルコスト平均法のメリット

出所:金融庁「NISA早わかりガイドブック」

2.2 値動きに一喜一憂しない

数十年間の長期的な投資を行っていると、リーマンショックやコロナ禍のような暴落が訪れる可能性があります。そんなときは、資産評価額が一時的にマイナスになることもあるでしょう。

しかし、暴落時に焦って売却してしまうことは、結果的に一番「もったいない」判断となってしまう可能性が高いです。世界の経済市場は、一時的な暴落があったとしても、長期的な目線で見た場合には上昇の傾向になっており、回復を待つ方が結果的に利益につながります。

そのため、一度積立を開始したら、積立期間の終了が近づくまでは、あまり値動きを気にしすぎずに淡々と毎月の積立を続けるモチベーションが大切です。

2.3 出口戦略を大切にする

最後に、「増やし方」と同じくらい重要なのが「終わり方(売り方)」です。投資信託の最終的な利益は、積み立てた金額の合計と、売却時の資産価値の差額によって決定します。そのため、積立期間中にどんなに順調に資産価値が上昇したとしても、売却をする瞬間に暴落していたとしたら意味がないのです。

積立期間の終了が近づいてきたら、経済状況を見ながら暴落の時期を避け、もし下降傾向であれば一度に全額売却をするのではなく必要な分だけ少しずつ取り崩したりするなど、できるだけ損を避けながら現金化することが重要です。