5. 単身世帯こそ「早めの備え」がカギ!
今回のデータを見ると、単身世帯では平均値と中央値の差が大きく、貯蓄額が少ない人が多い傾向にあることがわかります。
特に30~40歳代では中央値が100万円にとどまっており、将来に向けた備えが十分とはいえない状況です。
しかし、老後資金は「一度に準備するもの」ではありません。
毎月の積立、支出の見直し、公的制度の活用など、小さな行動の積み重ねが将来の安心につながります。
おひとりさまだからこそ、自分の家計と向き合い、数字を把握することが第一歩です。
平均値に惑わされず、自分の位置を確認しながら、無理のない資産形成を考えていきましょう。
参考資料
苛原 寛
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。