4. 老後が「安心な人」の3つの特徴

一方で、比較的安心感を持って老後を迎えられる人には、次のような共通点があります。

4.1 ①早い段階から積立を継続している

30歳代や40歳代のうちから少額でも積立を続けている人は、複利効果により資産が積み上がりやすくなります。

積立の最大の武器は「時間」です。毎月2万円でも20年続ければ元本だけで480万円になります。

さらに運用益が加われば資産は大きくなります。

大切なのは金額よりも継続です。途中で止めない仕組みを作るために、給与天引きや自動積立を活用するとよいでしょう。

早く始めることが、安心感を生み出します。

4.2 ②公的年金の見込み額を把握している

「ねんきん定期便」などで将来の受給額を確認し、不足分をどう補うかを考えている人は、具体的な対策を取りやすくなります。

漠然と不安を抱えるよりも、数字を知ることで対策は明確になります。老後対策は、まず現状把握から始まります。

4.3 ③支出をコントロールできている

収入の多寡よりも、「支出を管理できているか」が重要です。生活水準を適切にコントロールできる人ほど、老後の資金不足リスクは抑えられます。

老後の安心は「いくら持っているか」だけでなく、「いくらで生活できるか」にも左右されます。

現役時代から生活水準を必要以上に上げない人は、退職後も大きなギャップに悩まされにくくなります。

固定費の見直しや住居費の計画など、長期視点での支出設計が重要です。支出を整えることは、最大のリスク対策ともいえます。