投資とは全てギャンブルである

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仮に割安であったとして、それが「適性株価」に戻るかどうかという部分が、結局はギャンブルです。10年間、「割安」に放置されている銘柄なんて、ざらにありますから。

バリュー投資の第一人者であるウォーレン・バフェットは、極めて優れたギャンブラーであるというに過ぎません。

素人の投資とプロの投資

プロの投資はギャンブルではないのか。そんなこともありません。今や情報量はプロと素人の間にそこまで大きな開きはありません(丁寧に分析してくれるアナリストがいる分、若干プロが有利ですが)。

スキルを持ったプロがしっかりと分析して、分散投資をして、それでも負ける時は負けます。

ただ機関投資家などのプロは、一度の勝負に全てを賭けることがありません。何度負けても、トータルでは「説明が付く」レベルに落ち着くよう、組織として緻密なリスク管理をしています。

つまり、プロの投資家は、プロのギャンブラーなのです。

手数料が安いからギャンブルではないのか

他に考えられる反論は、「ギャンブルは胴元が数十パーセントも取るが、投資は手数料がせいぜい数ベーシス(1ベーシスは0.01%)で、株なら配当が数パーセント付くのだからゼロサムゲームだ。だからギャンブルではない」というものでしょう。

簡単です。手数料がゼロだったとしても、ギャンブルはギャンブルです。麻雀を雀荘で遊ぶのか、自宅で遊ぶのかの違いだけです。

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執筆者
安田 修
  • 安田 修
  • フラスコ代表、㈱シナジーブレイン代表取締役

コミュニティ・プラットフォーム『信用の器 フラスコ』代表。オンラインサロン『人生計画研究会』など多数のコミュニティの立ち上げ、運営に関与。「誰もが自由で、好奇心あふれる生き方ができる世界を創る」をミッションとして活動。