2月は年金の支給月でした。2カ月に一度の支給日を迎え、ご自身の将来の受給額について改めて考えた方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、厚生労働省が公表した最新の統計データや2026年度の年金額改定を基に、厚生年金の受給実態や、多くの人が抱きがちな制度への誤解を分かりやすく解説します。

1. 【2026年度】厚生年金の改定額は?標準的な夫婦世帯で月額23万7279円、前年度比4495円増

2026年2月に、令和8年度における年金額の改定内容が発表されました。

▼令和8年度の年金額の例(月額)

  • 国民年金(満額・1人分):7万608円(前年度より1300円増)
  • 厚生年金(標準的な夫婦世帯):23万7279円(前年度より4495円増)
    ※厚生年金は、平均的な収入(平均標準報酬額45万5000円)で40年間就業した夫と、その期間に専業主婦であった妻の基礎年金を合わせたモデルケースです。

この改定は、近年の物価や賃金の変動を反映したもので、結果として増額となっています。