3. 【障害年金】「申請したら必ずもらえるわけではない」受給までの流れ
「自分も受給できる可能性があるのでは」と感じたら、まずは「ねんきんダイヤル」や年金事務所へ相談することから始まります。
- 事前相談:保険料の納付要件などを確認
- 請求書の提出:主治医に作成してもらった診断書などの書類を提出
- 審査:日本年金機構にて約3か月かけて審査が行われる
- 決定:認定されれば年金証書が届き、1〜2か月後に支払いが始まる
障害年金は、書類を提出すれば必ず受給できるわけではありません。実際、障害厚生年金の新規裁定においても、全体の7.6%(4366件)は不支給(非該当)となっています。
審査は提出された診断書などの書類に基づいて行われるため、現在の状況をいかに正確に伝えるかが非常に重要です。ご家族や社会保険労務士などの専門家を頼りながら、一歩ずつ準備を進めていくことをお勧めします。
参考資料
村岸 理美
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格の最高峰である「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。その情熱から、JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月10日更新)