2.2 ②内部障害(心疾患・糖尿病など)

内部障害全体では1万3967件の決定のうち、1万2123件(86.8%)に支給が決まりました。

  • 呼吸器疾患:支給決定者のうち62.3%(413件)が3級
  • 循環器疾患(心疾患など):約9割近い87.4%(3381件)が3級で認定
  • 腎疾患・肝疾患・糖尿病:3級(17.1%)よりも2級(71.7%)での認定が圧倒的に多い

2.3 ③外部障害(眼・肢体など)

外部障害全体では1万7235件の決定のうち、1万6320件(94.7%)に支給が決まりました。

  • 眼:1級が55.4%と多く、3級は20.1%にとどまる
  • 聴覚等:2級(38.7%)と3級(22.1%)に分散しているが、手当金(9.0%)の割合も他より高め。
  • 肢体(手足など):48.0%(6800件)が3級として認定

2.4 【知っておきたい用語の補足】

「決定数」と「支給」の違い:

「決定数」とは、審査の結果(支給する・しない)が出た総件数のことです。そこから「非該当」となった件数を除いたものが、実際に年金が支払われる「支給」件数となります。

「非該当」とは:

提出された診断書などの書類を審査した結果、障害の状態が国が定める基準(3級以上、または手当金)に達していないと判断され、年金が支給されないことを指します。ここで一つ心に留めておきたいのは、障害年金は申請すれば必ず受給できるわけではない、という点です 。最新の統計でも、障害厚生年金の申請のうち7.6%(4366件)が、基準に達していないと判断される「非該当」となっています。