1. 【在職老齢年金】基準額が51万円から65万円へ!年金が満額もらえる収入ラインはどう変わる?

「在職老齢年金」とは、厚生年金に加入しながら働く方で、給与と年金の合計収入が一定額を超えた場合に、年金の一部または全額の支給が停止される制度です。今回の改正で最も重要な変更点は、年金が減額されるかどうかのボーダーラインとなる「基準額」です。

1.1 在職老齢年金制度の改正内容

具体的にどのような点が変更されるのか、ポイントを整理して見ていきましょう。

  • 支給停止基準額:月額51万円から月額65万円へ引き上げ
  • 対象者:厚生年金に加入して働く60歳以上の方
  • 調整対象:老齢厚生年金のみ

※老齢基礎年金はこれまでと変わらず全額支給されます。

「収入が増えると年金がカットされる」という理由で働く時間を調整していた方々も、改正後はより多くの収入を得ながら年金を全額受け取れる可能性が高まります。