3. なぜ今、吉野家が「ラーメン」なのか?
「吉野家でラーメン?」と意外に思うかもしれませんが、実は吉野家ホールディングスは「せたが屋」や「ウィズリンク(ばり馬)」といった有力なラーメンチェーンを傘下に収めています。
さらに、スープやタレを製造する「宝産業」もグループ化し、製造から販売までを一貫して行える体制を整えているのです。
「吉野家はもはや単なる牛丼屋ではない」衝撃事実の理由を動画で見る
泉田氏は、吉野家がラーメンに注力する理由を「効率と単価」の観点から解説しました。
- 単価の壁:牛丼の値上げは消費者の反発を招きやすいが、ラーメンは1杯1000円を超えても受け入れられやすい土壌がある。
- 海外での勝機:海外ではラーメンは高級食であり、1杯2000円〜3000円(20〜30ドル)で売れることも珍しくない。
- インバウンド需要:訪日外国人の行列ができるのは、牛丼屋よりも圧倒的にラーメン屋が多い。
日本国内では少子高齢化で「胃袋の数」が減っていく中、インバウンドや海外市場を取り込むためには、世界的に人気のある「ラーメン」が強力な武器になると泉田氏は分析しています。
