2. 月5万円を30年間積立投資したらどうなる?3パターンのシミュレーションを紹介

では、実際に積立投資を行うとどのように資金が変動していくのでしょうか。

ここからは、毎月5万円を30年間積立投資した場合を想定し、10年目・20年目・30年目の資産状況を確認しましょう。

なお、シミュレーションには金融庁の「つみたてシミュレーター」を利用しました。

月5万円の積立投資【10年目】|元本600万円

  • 年利3%の場合:697万円(運用益97万円)
  • 年利5%の場合:772万円(運用益172万円)
  • 年利7%の場合:855万円(運用益255万円)

月5万円の積立投資【20年目】|元本1200万円

  • 年利3%の場合:1634万円(運用益434万円)
  • 年利5%の場合:2029万円(運用益829万円)
  • 年利7%の場合:2538万円(運用益1338万円)

月5万円の積立投資【30年目】|元本1800万円

  • 年利3%の場合:2894万円(運用益1094万円)
  • 年利5%の場合:4077万円(運用益2277万円)
  • 年利7%の場合:5847万円(運用益4047万円)

積立投資では利益も元本にプラスしながら運用する「複利」の効果を得られるため、同じ利回りでも長く運用を続けるほど運用益が大きくなりやすいです。

例として、年利3%の場合の運用益に注目してみましょう。

  • 10年目:697万円(元本600万円・運用益97万円)
  • 20年目:1634万円(元本1200万円・運用益434万円)
  • 30年目:2894万円(元本1800万円・運用益1094万円)

10年目時点では97万円であった運用益が、10年目から20年目までの10年間では337万円増加、20年目から30年目までの10年間では660万円増加となっています。

また、年利3%と7%では30年目の運用益に2900万円以上の差があり、利回りの違いによって最終的な運用成果に大きな差が出ることも読み取れます。

ただし、利回りはあくまでもシミュレーション上の想定であり、実際には市場価格の影響を受けて評価額も変動する点を押さえておきましょう。