2. 労災かどうかわからないケース

業務や通勤によるケガや病気は労災に該当しますが、労災に該当するかどうか判断がつかないケースがあります。このような場合、まずは勤務先の上司や人事部などの担当部署に相談するのが基本です。

しかし、「上司には相談しにくい」「会社から騒いでいると思われたくない」などの理由で相談できない場合、「労災保険相談ダイヤル(0570-006031)」に電話しましょう。厚生労働省委託事業で労災全般に関し気軽に照会できます。受付は平日の9時から17時までです。

3. どの病院に行けばいいかわからないケース

社外で事故に遭ったケースなどで緊急に病院での治療が必要な場合、可能なら労災指定病院で受診しましょう。治療費は労災保険から出るため、支払が不要となるためです。

労災指定病院以外で受診しても労災保険は適用されますが、労災は健康保険(原則3割負担)が使えないため、一旦治療費の全額を自己負担しなければなりません。

ここまで、労災に関する基本ルールと労災かどうかわからないときの対応などについて解説しました。次章では、会社が労災申請してくれないケースや労災認定されなかったケースでの対応などについて解説します。