6. 70歳代世帯の87.7%が「年金にゆとりがない」と感じている現実

2026年度の年金額増額は一つの明るいニュースですが、同時に物価上昇が家計に与える影響にも目を向ける必要があります。

実際に、J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」によると、70歳代の家計において「ゆとりがない・苦しい」と感じている人の割合は、二人以上世帯・単身世帯ともに87.7%と、9割近くに達しています。

その主な理由として、半数以上の人が「物価上昇」を挙げています。公的年金は老後の生活を支える重要な基盤ですが、年金収入だけでインフレの波を乗り切るのは簡単ではないのが実情です。

まずは「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」を活用して、ご自身の年金見込額を正確に把握することから始めてみてはいかがでしょうか。その上で、預貯金、投資、保険などを適切に組み合わせ、長期的な視点で老後に向けた資産形成を進めていくことが大切です。

※当記事は再編集記事です。

参考資料

マネー編集部年金班