3. 物価上昇や賃金変動と比較すると上昇幅は少ない!
2026年度の年金受給額はプラス改定となりましたが、そもそも受給額はどのように決まっているのでしょうか。
年金受給額は前年度の物価変動や賃金変動に合わせて、支給額が決まる仕組みです。
ただし、マクロ経済スライドによって物価上昇や賃金上昇よりも年金受給額の上昇幅は抑えられます。
マクロ経済スライドとは、少子高齢化により年金を支える現役世代が減り、受給期間が長くなることを踏まえて、将来にわたって年金制度を維持するために設けられた調整の仕組みです。
2025年度の物価変動率は+3.2%、名目賃金変動率は+2.1%でしたが、マクロ経済スライドによる調整が入り、2026年度の基礎年金は+1.9%の増額、厚生年金の報酬比例部分は+2.0%の増額となっています。
そのため、受給額は増えているものの実質的に老後生活は苦しくなることがわかります。
