3. 「変動10年」か「固定5年」か…
1月募集分の個人向け国債(変動10年1.39%、固定5年1.59%、固定3年1.30%)の応募額は次のとおり。
- 個人向け利付国庫債券(変動10年)第190回債:2825億円
- 個人向け利付国庫債券(固定5年) 第178回債:3529億円
- 個人向け利付国庫債券(固定3年) 第188回債:1175億円
固定5年の応募額が最も多くなっています。
10年は使う予定がない資金であれば、変動10年か固定5年か…と迷いが出るかもしれません。
金利上昇局面においては、変動10年で将来の上昇をまるごと享受するか、あるいは現時点で利率の高い固定5年を確保し、5年後に改めてその時の高金利商品へ乗り換える(リレー運用)か、判断が分かれるところです。
結論として、「さらなる急激な利上げ」を予想するなら変動10年、「数年以内に金利上昇が落ち着く、あるいは今の1.6%台で十分満足」と考えるなら固定5年が有力な選択肢となります。
どちらを選んでも、かつての超低金利時代には考えられなかった「資産を守りながら増やす」運用が可能な水準です。
ご自身の「次の資金使用予定」と照らし合わせながら考えていくと良いでしょう。
参考資料
- 財務省「個人向け国債の発行条件等」
- 財務省「個人向け国債 受取利子シミュレーション」
- 財務省「国債金利情報」
- 財務省「個人向け国債窓口トップページ」
- 財務省「変動10年「第158回債」」
- 財務省「知る|個人向け国債」
- 財務省「中途換金について」
和田 直子