巧妙なSNSイジメの体験談。我が子を被害者にも加害者にもさせないために

最近のイジメは、ネットを駆使し、より巧妙なものになっているのをご存知でしょうか。イジメは早期発見、早期解決が大切ですが…なかなか見つけにくい、というのが現状です。

今回は、お子さんがSNS等を使用した、卑劣なネットいじめにあった、という方の体験談をご紹介します。巧妙化するイジメの実態。もし、自分の子供が当事者となったら…あなたはどう対応しますか?

■きっかけは些細なことでした

今回お話してくださったのは、中学3年生の女の子の母親であるAさん。Aさんのお子さんは、一部のクラスメイトから陰湿なネットイジメを受けていたのだそうです。

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「中学2年生になった当初は、娘はよくクラスの仲よしグループの話をしてくれました。グループは娘を入れて5人。試験前には誰かの家に集まって試験勉強をしたり、休日にはみんなで出かけたりしていました。ただ、娘が家でずっとスマホをいじっているのが少々気になったので注意すると、『LINEの会話に入らないと、明日学校でみんなの話についていけない』と言うのが気にはなっていました。

2学期になった頃から、あれほど活発でお喋り好きだった娘が笑顔も見せず、口数も少なくなり、家でもふさぎこんでしまうようになりました。『どうしたの?』と聞いても『何にもない』と答えるばかり。スマホも見なくなり、休日も家に閉じこもり、学校の話もまったくしなくなったのです。

『何にもないはずないじゃない』と食い下がると、娘は大粒の涙を流しながら『友達とうまくいっていないの』と話してくれたんです。そのときは、ただのケンカなのかな…と思っていたんです。私たちの時代も、ちょっとしたいさかいが原因で、いわゆるグループ内での無視、というのはよくあったので。

『しんどかったら、学校休んでもいいよ。先生に話してあげるよ。何が原因なの?』と聞くと、娘はスマホを見せてくれました。すると、グループLINEで『なんか調子にのってるよね?』『本当にウザイよ』『友達だから教えてあげるけど、髪型、へんだからね?笑』など、娘への攻撃的な文言。インスタグラムやFacebookのコメント欄に『決め顔ダサい。ウケる笑』『まじブス』などの中傷。なぜ娘が…という気持ちと、クラスメイトに対する怒りで私まで涙が出てきました。

攻撃のきっかけは、娘の英語のテストの点数が、ひとりよかったこと。みんなで一緒に勉強していたのに、ひとりだけ点数がいいのはおかしい、とグループのひとりが言いだしたのがはじまりだったのだとか。『抜けがけして勉強?』『もしかしてカンニング?』と娘を責める言葉がだんだんとエスカレートして、ネットイジメに発展していったのです」

■事態は収束したけれど…

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