3. まとめにかえて

今回は、2025年の家計調査をもとに、消費の回復と家計の厳しさについて解説しました。消費支出は実質で増えたものの、その背景には物価上昇の影響が大きく、食費を中心に節約志向が続いています。

また、勤労者世帯の実収入や可処分所得は実質マイナスが続き、貯蓄を取り崩しながら家計を維持している世帯も少なくありません。

特に単身世帯では、貯蓄額の中央値が低く、将来への不安が強まりやすい状況がうかがえます。この機会に、毎月の支出や貯蓄のバランスを見直し、自分の世帯に合った無理のない家計管理や資産形成を考える一歩につなげてみてはいかがでしょうか。

参考資料

村岸 理美