3. 都道府県間で受給額に差が出る原因
都道府県間で厚生年金の受給額に差が出る理由の一つとして、現役時代の年収の違いが影響していると考えられます。
厚生年金の受給額は、現役時代の年収や厚生年金への加入期間などによって決まります。
一般的に、現役時代の年収が高額なほど受給額も高額になることが多いことから、都道府県間の平均年収の差が厚生年金受給額の差に関係しているのではないかと考えられるためです。
そこで、都道府県別の平均賃金の上位10件と、下位10件をまとめてみました。
3.1 平均賃金の高い10の都道府県
【都道府県別平均賃金 上位10】
- 1位:東京都 40万3700円
- 2位:神奈川県:35万5800円
- 3位:大阪府:34万8000円
- 4位:愛知県:33万2600円
- 5位:京都府:32万3300円
- 6位:埼玉県:32万2300円
- 7位:千葉県:32万300円
- 8位:兵庫県:31万8800円
- 9位:栃木県:31万4400円
- 10位:滋賀県:31万2900円
平均賃金が高い都府県には、大都市や主に関東地方が含まれていることがわかります。
なお、厚生年金受給額の上位10の都府県に該当するものには、右端に「※」が記してあります。
厚生年金受給額の上位10の都府県のうち、平均賃金の上位10のものが8つ該当していることから、厚生年金受給額と現役時代の年収は深く関係していると考えられます。
では続いて、平均賃金の低い10の都道府県も見ていきましょう。
