4. 自転車は「気軽な移動手段」から「責任と補償が求められる車両」へ

今回の「青切符」制度導入は、単なる取り締まり強化というより、自転車事故を減らすための意識改革が背景にあります。自転車は歩行者と接触すれば、思わぬ高額賠償につながるケースもあります。実際、過去には数千万円規模の損害賠償が命じられた判例もあり、自転車事故は「起こしてから考える」では済まされません。

そのため、ルールの確認とあわせて、自転車保険への加入状況や、個人賠償責任補償の金額を確認しておくことも重要です。

すでに加入している場合でも、

  • 個人賠償責任補償が付いているか
  • 補償額はいくらか
  • 家族全員が補償対象になっているか

といった点は、施行前の今こそ見直しておきたいポイントです。

「知らなかった」「入っていなかった」では取り返しがつかない場面もあります。自転車が“責任ある車両”として扱われる時代に向けて、運転ルールとあわせて、備えも一度確認しておくと安心です。

参考資料

村岸 理美